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FXって確定申告必要なの?

FX取引を開始してから順調に取引を続けている人なら、12月末にはいったんその年の収支を計算してみるようにしましょう。
そうするとFX取引で儲かったのか、また損をしたのかがよくわかるようになります。

しかし、ここで収支がプラスになっていたからといって安心してはいけません。

FX取引で利益を出したときは、場合によっては確定申告をしなければならなくなります。
そのままにしておくと申告漏れや脱税だと指摘されることもあり、
修正して確定申告を提出しなければならなくなったり、
追加で税金を納める必要も出てきます。

これはこの取引だけでなく、年間の雑所得が合計20万円以上になったときは、確定申告の義務があります。

もちろん、FXだけで年間の雑所得が合計20万円になったときも同じように確定申告をするようにしてください。
サラリーマンは確定申告にはあまりなじみがないとは思いますが、基本的には給与収入以外に、FXや株の取引で得た利益に対しては税金がかかりますので、確定申告をしなければならないのです。

FXの利益が出たときは、その年の必要書類も残しておきましょう。
過去5年間は書類などを保管しておく義務があります。

FXで確定申告をするメリットとは、自分の一年間のトレードの成績がよくわかるということです。
もし利益が出ていれば、FXに使う資産も増えていくはずです。

この取引に限らず投資というものは少しずつでも構いませんので、資産が増えていくことが前提になっています。
FXで儲かって税金を支払うことになったとしても、それは利益として考えられますので、収支がマイナスになることはありません。
確定申告は、毎年3月15日が締め切りになっています。

今では電子申告などの制度も整っています。
しっかりとした性格の人なら、電子データを作って、事前に確定申告の提出を終える人もいるようです。
いずれにしてもFXに関する利益が20万円以上あったとき、無申告では後々大変なことになってしまいます。

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