キャリートレード

FXの計算の仕方

初心者はそれほど考えることではありませんが、FXではレバレッジをかけて取引を行うことが多くなってきます。
そこでFXではいくらぐらい儲かるのか、いくらぐらい損するのかをあらかじめ計算しておく必要があります。
レバレッジをかけていない状態でFX取引を行うことは簡単です。

それほど複雑ではありません。
素直にいくらまで損をしたら撤退しようと考えることができます。
ところがレバレッジをかけてFX取引を行うとなると少し考えていかなければならないことがあります。

レバレッジが便利なのは、それほど多くの資金を必要としないからです。
レバレッジをかけているときは、自分の手持ちの証拠金とを比べながら、いくらくらいまでなら損失に耐えることができるのかを計算しながらFX取引を行うようにしてください。
今手持ちの資金を目いっぱい使って、レバレッジも最大の25倍をかけて取引を行うと為替レートが逆に動いたときにすぐに強制ロスカットといったことにもなりかねません。

つまり、為替レートが急激に動いた場合、高レバレッジをかけていると、損失に耐えられないことがあります。
レバレッジにはそうしたリスクがあります。
FXでは利益が出るときは、出れば出るほど儲かるので問題ありません。

しかし、損失が出るときには、いくらまで損失に耐えられるのかをあらかじめ決めておいてください。
レバレッジは、資金の量と許容できる損失額との兼ね合いからその倍率が決まるようになっています。
こうした計算ができないと無理なレバレッジで損失を被ることになります。

実際には、値動きが不安定なときほどレバレッジは下げていくことになります。
逆にトレンドがわかっている状態なら、レバレッジは上げていってもいいでしょう。
FX取引においてこうした計算をすることは、レバレッジを使うようになると特に重要になってきます。
FXではレバレッジを低くして損失を減らすこともとても重要です。
適正なレバレッジ掛けられるように日ごろから計算には慣れておくようにしてください。

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