スイングトレードってFXでなにするの？

ＦＸの投資法の一つ、スイングトレードというものがあります。
スイングトレードは、ポジションを持ったまま、何日か為替の動きを見てから決済する方法になります。
投資にかける時間は、一日から数日単位になっています。

その間の為替の値動きはというと、1銭や5銭といった小さなものではなく、1円や2円といった少し大きな値動きを狙い利益を上げていきます。
スイングトレードは、その日に決済することなく、次の日やその次の日と持ち越すことがあります。
数日間のポジションを持ち続けていると、スワップ金利を得ることができます。

そのため、大きな利益を得やすい取引方法になっています。
しかし、為替相場のトレンドが予想とは逆方向に動くことがあります。
そのまま逆方向にトレンドが変わってしまうと、利益が出ずにロスカットになったり、そこまではいかなくても、利益が出ずにマイナスのまま売却するといったことにもなります。

スイングトレードは比較的短い期間の投資法ですが、チャートや過去の値動きを参考にテクニカル分析を中心にした相場の読みが重視されます。
スイングトレードでは、日々のチャートの動きが重要になります。
常に為替相場のトレンドに敏感にならなくてはなりません。

相場の見通しとしては、数日間といった短い期間よりも、1週間や2週間先の為替相場の予想が重要になります。
もしテクニカル分析が当たらないとなるともう少し為替に関する情報を集めて、それ以上の期間の為替相場の予想を考えてみるとよいでしょう。
ＦＸでの為替の相場観はすぐには身に付くわけではありません。

毎日のチャート分析や経済・政治の情報などと重ね合わせながら、スイングトレードを行うようにしましょう。
スイングトレードは、一日の決済回数が少ないため、ある程度じっくりと取り組めるＦＸの投資方法です。
また、小幅な為替の値動きにはあまり気を使う必要がありません。
確実に利益を上げていきたい人はぜひ挑戦してみましょう。