FXの用語、ロット

ＦＸでは専門用語を使っての取引がたくさんあります。
初心者は出てきたときに戸惑いますが、少しずつ覚えていくようにしてください。
ＦＸで使われる単位はピプスと呼ばれるものです。

英語ではpipsと書きます。
ピプスは、日本円では1銭を表します。
つまり、1円は100ピプスということになります。

ここでわかることは、ＦＸでは1円以下の数字も扱うということです。
為替レートも1円以下で表すことがありますので、そうしたＦＸの数字の使い方には少しずつ慣れていきましょう。
さらに本題のロットについての説明です。

ロットとは、その口座で取引できる最低取引単位になっています。
このロットは、業者によって違いがありますので、ＦＸ口座を選ぶときに、ロットがいくらになっているのかを確認しておいてください。
ロットは最低10万通貨や最低1000通貨などといったような表記で表され、ロットが低いほうが、取引に参加しやすいということになります。

一般的には1万通貨を1ロットとしていることが多いようです。
ロットの呼び方には、1枚10枚といった言い方をする場合もあります。
どちらもでもかまいませんが、ロット＝枚といった単位の呼び方の違いだと考えてください。

中級者以上になると10ロットではなく、10枚といった呼び方をすることが多いようです。
取引のロットはレバレッジにも影響されます。
レバレッジと資金の量によって、ロットをいくらにするのか調整する必要があります。

ロットが大きい場合、高いレバレッジをかけてしまうと、為替相場が急落してきたときに、口座を維持するのに必要な資金を超えてしまうことがあります。
そうなると、自動的にロスカットがかかり、損失が確定してしまいます。
ＦＸでは、取引のロットとレバレッジをうまく調整して、安全に取引を行うことが大切です。
また、急激な為替レートの変動にも耐えられるようにしておいてください。
初心者はできれば、ロットが低く設定されたＦＸ取引業者を選ぶようにしたほうがいいでしょう。