FXの用語、通貨ペア

ＦＸではどんな通貨の組み合わせを利用するかによって、利益が出るか出ないかが違っています。
ＦＸは通貨を売買することですので、手持ちの円を別の通貨に交換することになります。
そのときに利用するのが、通貨ペアです。

通貨ペアは、米ドル・円などのように取引をする通貨同士のペアを表すことになります。
ＦＸではこうした通貨ペアを組み合わせて、売りや買いを行うことでポジションを持つことができます。
また、同じ通貨を買っても利益が出ません。

これは当たり前のことなのですが、違う通貨を買うことで利益を出すことができます。
ＦＸとよく似たものに外貨預金もありますが、円を売ってドルを買ったり、円を売ってユーロを買うといった方法を取ります。
ＦＸはそうした手続きを省き、ドルを売ってユーロを買うというようなポジションを持つことができます。

ＦＸでは通貨ペアを自由自在に組めるので、こうしたことも可能になっているのです。
また別名で「外国為替証拠金取引」と呼ばれるものです。
実際には直接売買しているのではなく、建てた為替レートと決済した為替レートとの差額をやり取りすることで違う通貨の購入が可能になっているのです。

通貨ペアは、米ドル/円、豪ドル/円などといった表記の仕方をします。
さらにロングという場合は、買いという意味で、円を売ってドルを買うという意味です。
また、ショートは、売りの意味で、円を買ってドルを売るという意味になります。

他にも通貨ペアとしては、米ドル/ユーロ、といったものも可能になります。
通貨ペアは自由自在に組めますが、初心者がＦＸに取り組む場合は、まずは円が取引に入るような通貨ペアから組むとよいでしょう。
主要通貨では米ドル、ユーロ、オーストラリアドル、ニュージーランドドルなどが一番やりやすい円との通貨ペアになります。
ＦＸ取引に慣れてきたら、通貨ペアの癖などもわかるようになりますので、少しずつ得意な通貨ペアを増やしていきましょう。